バンコクには、日系もしくは日本語対応してくれる住居紹介業者さんが、たくさんあります。
物件もそれなりに多くて、最適のお部屋探し!を求めすぎると、いつまで経っても決められなくなりそうです。
そこで、私なりに考えた、お部屋探しの過程をまとめてみたいと思います。
紹介業者さんに連絡
賃貸のお部屋探しにおける一番最初のトリガーが、紹介業者さんへの連絡です。
賃貸物件の種類、予算、間取り、などの希望を、インターネットで入力するだけなので、緊張することもなく、サクサクと進めます。
私は、複数の業者さんにお願いしましたが、少しでも安く!というよりは、少しでも多くの物件を検討したい!という方にお勧めです。
後ほどご説明しますが、物件の賃貸料そのものが業者間で変動することはあまりないようです。
賃貸物件の種類
一戸建てやタウンハウスの賃貸もあるようですが、私自身は全く考えていないので、日本でいえばアパートやマンションに該当するような建て物の物件について、その種類分けをしてみます。
アパート
日本同様のアパートです。
家具がついている場合もあるようです。
サービスアパート
アパートに色々なサービスがついています。
- 週に何回かのメイド(お掃除)サービス
- 週に何回かのリネン類交換サービス
- 水道代が無料
- 車一台分のパーキングスペース
ここまでは、一般的についてくるようです。
物件によって異なってくるのが、
- 電気料金
- インターネット(無線LAN)
- 洗濯サービス
- 朝食サービス
です。
物件リストには書いていない事が多いのですが、さらにペットボトル水やトイレットペーパーも無料で補充してくれる物件まであります。
いくつかの物件を検討して解ってきたのが、傾向的にホテルと併設しているサービスアパートの方が、物件リストに書かれていないサービスが付いていたりするということです。
私の予算では、使い捨て歯ブラシまで毎日もらえるような物件はありませんでしたが、高級ホテルの一角のサービスアパートの中には、そういうところもありそうな気がします。
と言っても、そのクラスまでいくと、普通にホテルに住み続けていても、差がなくなりそうですね。
コンドミニアム
マンションの(部屋の)オーナーから、家具や家電付きで借りる形態の物件です。
バンコクでは高層マンションが多いですが、同じ建物であっても、物件毎にオーナーが異なるので、内装や家具、家電も違います。
というわけで、しっかり内覧して選ばないといけないですね!
メイドサービスは、マンション管理会社や外部の業者に、オーナーもしくは自分からお願いすることになります。
コンドミニアムの場合は、朝食サービスはほぼありません。
電気代と水道代は、サービスアパートと同様に、契約家賃に含んでおくこともできます。
何もかもオーナーとの交渉次第なので、いろんな意味で、自分の条件と合致するオーナーの物件に巡り合うと幸せですね。
番外編;ファシリティー
サービスアパート、コンドミニアム共に、共用スペースとして、
- プール
- ジム
がついている物件が多いです。
なかには、サウナや大浴場がある物件も!
ご家族向けの物件ではお子様の遊び場、またフットサルコートもあったりします。
私の物件選び
賃貸物件の種類で紹介したように、各物件の部屋自体の賃貸料は、個人オーナーや所有会社が決めているので、紹介業者さんを変えても、あまり変動しません。
ということで、自分が直接お話することになる紹介業者さんは、自分の予算に合った物件の多さや、業者さんによって異なるサービスの種類で選べばいいですね。
一方で物件数が多いと、選択肢が広がって嬉しいのですが、一長一短の物件から1つ選びだす時に悩んでしまいます。
そこで考えたのが、必須(MUST)や要望(WANT)項目をしっかりと決めておくこと!
好みが異なる場合には参考にならないと思いますが、私の物件選びポイントを紹介してみます。
お部屋選びの重視項目
それでは、私は重要だと思った順番に、お部屋に求めるものを並べてみます。
- 日本人居住地区
- 1ベッドルーム
- 朝食付き
- 総面積が広く、収納が充分にある
- 電気代と水道代込みで契約できる
たったこれだけですが、この順番で選ぶと、私の予算に見合った部屋が一瞬で決められました。
3番目の必須項目から、自ずとサービスアパートから選択することになり、最初は訳も分からずリストアップをお願いしたコンドミニアムは、まったく検討しませんでした。
逆に、少しは気になってしまいそうですが、意識して見ないようにすることで、検討項目からは除外したものもあります。
- リノベーションされていれば、建物が古くても良い
- BTSなどの駅から遠くても可
- 外観は気にしない。
これらの項目は、実際に自分の候補物件を内覧する前に、知り合いの物件を見させてもらったりして決めました。
自分の候補物件ではないので、冷静に見ることができて、判断(しない)材料に追加できて良かったと思います。
入居します!
内覧する時には、ほぼ心は決まっていた物件は、実際に見てみても納得できるお部屋でした。
実際に行ってみてわかったのですが、駅からは少し離れているものの、近くにお店がたくさんあるのも高ポイントでした。
物件が決まれば、あとは契約するだけです。
もしも、炊飯器が欲しい!などのお願い事項があれば、契約前に言っておきましょう。
バンコクでは敷金があるのが普通ですが、たてかえてくれる仲介業者さんもあります。
渡航したばかりで手持ち資金が少ない私のような人には、嬉しいですね。
あと、初回の家賃は入居前にお支払いするのが一般的なようなので、準備しておきましょう。
それでは皆様も、お気に入りの部屋で、楽しいバンコクライフを!