タイの人気観光スポットで、真っ先に思い浮かぶのが、プーケットやチェンマイです。
バンコクからの日帰り圏内であれば、パタヤやアユタヤでしょうか。
これらの場所は、あまりにも有名すぎるので、もう全部行ったよ〜という方も多いかと...
そこで今回は、日本人が行ってなさそうな場所!ということで、チャンタブリに行ってみます。
日本のゴールデンウィークと同時期ですが、チャンタブリではドリアンの収穫最盛期です。
- タイにも5月の連休がある
- チャンタブリに行きましょう
- 旧市街の入り口にあるカトリック大聖堂
- ナムトック プリオ国立公園
- ピンク ストーン
- ムンタレージャン ホームスティ (Ban Thaley Daw)
タイにも5月の連休がある
日本のゴールデンウィークと同時期に、タイにも祭日があります。
- 5月1日;レイバーデイ
- 5月4日;国王戴冠記念日
2022年は、レイバーデイの前後が休日のため3連休!
せっかくの連休なので、友人と一緒にチャンタブリに行ってみます。
ちょうど果物が美味しい季節ですよ〜
チャンタブリに行きましょう
タイの南東部に位置して、カンボジアとの国境に接しているチャンタブリは、自然豊かなだけでなく、その中心街でもバンコクとは違った雰囲気が楽しめます。
そのチャンタブリの街や自然を、私が訪問した順番に紹介させていただきます。
旧市街の入り口にあるカトリック大聖堂
タイに大聖堂?という、意外な組み合わせに感じられるローマカトリック大聖堂は、1890年代のフランス統治時代に建造が始まり、10年以上をかけて完成しました。
ちなみに大聖堂の正式名称は、Cathedral of Immaculate Conception Chanthaburi です。
チャンタブリは、大聖堂のすぐ横を流れるチャンタブリ川を水路として使い栄えていたため、大聖堂の対岸側では、当時の雰囲気を感じられる旧市街を観光することもできます。
ナムトック プリオ国立公園
「滝に行こう!」と友人(タイ人)に誘われるままに、ナムトック プリオ国立公園に到着しました。
ここで目を奪われたのが、管理事務所の看板のふちを彩っている、黄色の斑が入った大きな葉!
そこなの?というざわめきが聞こえてきそうですが、気にせずに別アングルでもお見せしちゃいます〜
木に巻きつくようにしている植物は、観葉植物でお馴染みのポトスだと思います。たぶん。
私がお部屋で育てているポトスは、IKEAで入手した、よくあるサイズ。
同じ植物だとは思えないほどの、葉の大きさの違いに驚きました。
後ほど調べてみると、ポトスは上へ誘引しながら育てると、葉が大きくなっていくようです。
ナムトック プリオ国立公園に到着した時点では、そのような事情を知ることもなく、「タイの温暖な自然の中で育っている観葉植物は違うな〜」と、勝手に盛り上がりながら、南国の雰囲気が満載の小径を歩いて、滝に向かいました。
遠くから見て、どこにでもありそうな滝...だと思ってはいけません。
なにせ、この滝壺には魚がたくさんいるのです!
滝壺まで到着してみると、皆さんが足を滝壺の水の中につけています。
暑いからかな?と思いつつ自分も見習ってやってみると、何やら突かれているような感触...
そうです!この魚たちは、おそうじが大好きな東南アジア特有の魚「Soro brook carp」です。
名前から想像するに、コイのお仲間だということですね。
大きめのcarpさんに掃除されると噛まれるような感触が少しありますが、10分くらいじっとしていると、なんだか角質がとれて健康になった気分になります。
お掃除? それともドクターフィッシュなので診察でしょうか?。
ありがとうございます〜
ピンク ストーン
森林豊かなナムトック プリオ国立公園から一転して、海に来ました。
名前のとおり、ピンク色の岩が独特の雰囲気を醸し出している場所です。
サンダルでは歩きにくいくらいのゴツゴツとした海岸線を15分ほど歩くと、半島の先端に到達します。
先端部と少し沖にある小さい島の間の海域は、潮流れが良いようで、大物狙いでジギングの釣りをされている方もいらっしゃいました。
釣れるといいですね〜 頑張って!
ちなみに、ピンク ストーンの公園敷地内は、キャンプもできるようです。
この景色を見ながらのキャンプをしてみたい!適度に木が植えてあるので、ハンモックも使えそうです。
今回は準備していませんが、今度来る時はここでキャンプしましょう!と、友人と約束しました。
ちなみに、キャンプツーリングな方もいらっしゃいますよ〜
バイク専用の駐輪スペースがあるのも、素晴らしい!
ムンタレージャン ホームスティ (Ban Thaley Daw)
さてさて、最後にメインイベントのご紹介です。
今晩一泊でお世話になるために、喫水湖の浮島のような集落の民宿に向かいます。
地上からは近づけないので、私が「タイ製のスピードボート」と勝手に呼んでいる船で、おそらく時速60km/hくらいで喫水湖を滑走して向かいます。
細身の木造船ですが、プロペラを直結した自動車用のエンジンを載せていて、とても速い!
およそ20分で、民宿に到着しました。
日本的な雰囲気がテーマの民宿ですが、私以外の日本人は見たことがありません。
おそらくタイ人にとってこの場所は、日本の場合だとスペインなど外国をテーマにしたパークと同じような感覚なのでしょう。
この日はドリアンを買い付けに来た車による大渋滞があり、ここへの到着が大きく遅れたので、到着後すぐに、まずは昼食を20分ほどで終わらせて、間髪入れずに筏クルージングに出発します。
写真中央に、一人だけライフジャケットを付けていない人を見つけられますか?
民宿のマネージャーですが、筏の上ではDJです。
おそらくですが1000Wくらいのアンプと、巨大なスピーカーを搭載した筏は、彼のトークと踊りと選曲で、パーティー会場に変貌します。
小学生くらいの女の子のお客さんが、(お立ち台の上で)ものすごく上手に踊っていて、皆さんからの喝采を浴びていました。
私はというと、水中に落ちた場合を想定してのカヤックに這い上がる訓練で、一定の成果を得たので大満足!
クルージングから帰って日没を迎えると、今度は晩ご飯タイムです。
メニューはこれだけではありませんが、とにかくカニは食べ放題!
さらに、なんでもこの日は、美味しい種類のカニが今年初めて入手できたとのこと。
確かに、前回訪れた昨年11月よりも美味しいカニでした。
...と、アトラクション付きの民宿について簡単に紹介してきましたが、これまた簡単な非公開動画も作ってみました。
30秒にも満たない動画なので全てをお伝えできていませんが、よろしければご参考にしてみてくださいね。
前回の訪問時もそうでしたが、マングローブの森で断絶された、この「陸の孤島」では、ほとんどタイ人しか見ることがありません。
タイの有名観光地で外国人旅行客を見るのに疲れてしまった方にとっては、とっても新鮮な体験ができると思います。